認定経営革新等支援機関とは?事業所へのメリットはあるの?

 令和4年12月23日 当事務所が「認定経営革新等支援機関」に認定されました。


 「認定経営革新等支援機関」やたらと長い名前ですがこの機関はいったい何をする機関で事業所様にとってどのようなメリットがあるのでしょう?
 今回のブログでは、「認定経営革新等支援機関」について説明します。

認定経営革新等支援機関とは?

 認定経営革新等支援機関(認定支援機関)とは、中小企業支援に関する専門的知識や実務経験が一定レベル以上にある者として、国の認定を受けた支援機関(税理士、税理士法人、公認会計士、中小企業診断士、商工会・商工会議所、金融機関等)となります。

 
 つまり、事業所が経営で困ったことがある場合などに各支援機関が有する専門的知識や実務経験を活かし、経営をサポートする機関ということになります。

具体的な支援内容

 支援内容は支援機関により様々です。

 ここでは一部の支援内容をご紹介します。

・経営内容の調査、分析

・事業計画の作成

・販路拡大サポート

・資金調達力の向上(金融機関との関係性強化)

・事業承継

・補助金申請支援 など

 上記のように、様々な角度から経営を支援することができます。

 詳しくは、中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポplus」にも記載されてあるのでご参照ください。

事業所へのメリット

 様々な支援が可能な認定経営革新等支援機関ですが、支援を受けると次のようなメリットがあります。

 (メリット1)

・信用保証協会の保証料が減額される。

 認定支援機関の支援を受け、事業計画の実行と進捗の報告を行うことを条件に、信用保証協会の保証料が減額(マイナス0.2%)されます。

 (メリット2)

・様々な補助金の申請が可能になる。

 事業再構築補助金の申請には、認定経営革新等支援機関の確認が必ず必要になっています。

 (メリット3)

・経営計画の作成で課題などが明確になります。

 経営改善計画策定支援という事業があります。この事業は、認定支援機関の支援を受けて事業計画(経営改善計画)を策定する場合、専門家への支払費用の3分の2 (上限200万円)を負担してくれるという事業です。

 計画策定後のフォローアップもありますのでしっかりと相談できることが強みですね。

 上記のように、様々なメリットがある経営革新等支援機関の活用

 もし経営にお困りの場合、相談してみるのはいかがでしょうか?参考となるに違いありません。

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